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ワインという美学〜LCA実践セミナー〜

食事と掛け算になるお酒

そんなフレーズから始まった今回のLCA実践セミナーのテーマはワイン!

LCAはLifeCreateAcademyの略で

一分一秒わくわくドキドキした大人がテーマのコミュニティ。
ワインや器といった知識教養から税金、経済、ビジネス、実践的なプロジェクトや飲食店、webサービスの立ち上げなどを行なっています。

今回はワインということで酔っ払う準備万端!

空きっ腹の飢餓状態で臨みます。

前半はワインの基礎知識を勉強する講義形式で
後半はなんと試飲会!!

恵比寿のフランスワイン専門店ラヴィネ さんと
超大手ピーロートジャパンさん

LCAの為だけに超プライベート開催♪
これは楽しみ!

前半の講義の内容をざっとまとめていきますねー!

ワインとは

日本酒寝かせると紹興酒みたいになってくのに対して
ワインは寝かせれば寝かせるほど熟成され
トゲがなくなっていくイメージ

1933年シャトームートンですら中身が生きてる。
今、2019年に飲むなら1980年~ぐらいがベストで美味しい。

もちろん全てがそうというわけではなく、個々の違いはあるものの、全体的には飲み頃になっている年代。

付き合い方

ワインとの付き合い方で素敵だなあと感じたのは
生まれた年のビンテージを味わったりしながら、子供が生まれた年のワインを買っておいて一緒に年を過ごしていける素晴らしさを味わったりできること。

フランシスコッポラが娘の為に作ったワインを娘の記念日に開けているストーリーなども印象的♪

人との繋がり

趣味を通じて人と繋がることが多いかと思いますが
経営者といえばダントツに上がってくるのがゴルフ。

それでも実際にゴルフをやっている人の減少や、頻度のことを考えると、最も人と繋がるコンテンツが

食との掛け合わせになるワインの知識をつけておくことは
人との繋がりをつくる上で非常に強力なコンテンツになる!

多種多様な繋がりが出来る不思議なお酒がワインと話されていて、なるほど!と納得。

ワインの方程式

ワインを勉強するにあたって
様々な教科書や漫画を読み漁るもののわかりにくい。

とにかく横文字ばかりで並ぶのは呪文の羅列。
これを打破するために恒希さんがつくった方程式がこちら

ワイン=ぶどう品種(50%×造り手(25%×エリア(15%×ビンテージ(5%×保管状態(5%

()内の%はワインを構成する要素の割合。

これさえおさえておけばワインの基礎はバッチリということで
一つ一つ紐解いていいきますよー!

ぶどうの品種(50%)

まずは品種の前に簡単な呼び名の違いを。

スパークリング=いわゆる泡ですね。

レストランに行った時に乾杯で泡を飲む方が多いかと思いますが
わかりやすい間違いが

スパークリングワイン=シャンパン(シャンパーニュ)

という認識(スパークリングワインシャンパンです)

シャンパンはあくまでもシャンパーニュ地方で作れたものに限られるのでその他をスパークリングワインと呼び、地域によっても名前が変わります。

シャンパン=シャンパーニュ地方でつくられたもの

カヴァ=スペイン

スポマンテ=イタリア

ゼクト=ドイツ

スパークリングワインとは違ったいわゆる普通のワインをスティルワインと呼び赤、白、ロゼの3種類があります。

シャンパーニュやスパークリングワインには大きく分けて2種類あって、葡萄のみで作られたものをブランドブラン 、黒葡萄のみで作られたものをブランドノワールと言います。

ブランドブラン=白葡萄のみのシャンパーニュやスパークリングワイン
ブランドノワール=黒葡萄のみのシャンパーニュやスパークリングワイン

です。

スティルワインに使われる葡萄の品種の違いは以下の通りです
(シャンパン=シャンパーニュは同義)

代表的なもので6種類

白ワイン
シャルドネ
リースリング
ソーヴィニヨンブラン

赤ワイン
カベルネソーヴィニヨン
ピノノワール
メルロー

となっています。

葡萄の味がワインの方程式の中ではかなりの割合を占めるので
自分好みの葡萄の品種が見つかると楽しくなりますね!

個人的にはシャルドネと、メルローが好き!

造り手(25%)

続いて造り手です。

葡萄の品種に続いてワインを語る上で必須なのが造り手
いわゆる推しメンです 笑

造り手によって使う樽お種類も違い
樽を使うのか、ステンレスを使うのか

寝かせる期間はどれぐらいか?
農薬は使っているのか?
代替わりによって変化はないか?

好きな造り手を見つけるのはAKBの推しメンと同じ感じで

好きな造り手を見つけるのがワインにハマっていく近道!

それぞれの造り手がつくるワインには傾向性があり
その味わいの表現を女性に例えて話していくとこんな感じで
代表的な造り手はこちら!

コシュデュリ
清楚でシルキーなエマワトソン

コントラフォン
バターっぽいリッチ感、骨格の太いビヨンセ

ラモネ
芯のある綺麗目なナタリーポートマン

ルフレーヴ
ゴージャスなアンジェリーナジョリー

ヴォギエ
??

ルーミエ
??

後半は例える女性がいなくなってしまいましたが
まあそんな感じ!

推しメンを見つけてみるとワインの楽しさが一層深まるかも?

エリア(15%)

エリアは複雑すぎるのでざっくりいきましょう!

エリアで見るのは

・暑い地域か寒い地域
・土壌が石灰岩か、泥土か
・畑の位置が東向きか、西向きか
・畑の傾斜はあって水はけは良い

などなど複雑にからみあいますが
ワインはとくに気候によって美味しい葡萄ができるかどうかがかなり決まってくるので結構大事。

ざっくりいくと

北の地方は寒いから痩せてる葡萄でドライなテイスト
南の地方は完熟でリッチなものができると

いった感じ。

ビンテージ(5%)

ビンテージ=生産年
秀逸な年があるので
このサイトを参考にしていただけたらと!

http://www.fwines.co.jp/knowledge/vintage.html

気候がよく、雨と晴れのバランスがよく、良い葡萄がとれた年は必然的にワインの出来もよくなるので、同じワインでもビンテージが違うだけで、味も価格も大きく変動します。

生まれ年のビンテージワインなどは
誕生日に送ると喜ばれますね!

保管状態(5%)

そして大事になってくるのが保管状態で
葡萄の品種、造り手、ビンテージがよかったとしても保存状態が悪いと、どんなに良いワインでもダメになってしまいます。

ネットでワインを検索すると
様々なワインが安く手に入ることがありますが、実際問題、保管状態がどうかは謎です。

今回、きてくれているラヴィネ さん、ピーロートさんは

保管状態がばっちりな会社なので、実店舗でのお買い物がオススメ!

恵比寿の三越地下にあるこちらです

http://www.lavinee.jp/

自宅に保管するときは湿度、温度がコントロールできる
ワインセラーがあるとgoodですね♪

組み合わせ

そして究極のタームがこちら、組み合わせ!

最高の食事と絶妙なペアリングがされたワインを
食事と一緒に楽しむことで起こるマリアージュの破壊力は異次元!

カレー×シャトーイケム

くすのきの天ぷら×ムルソー

ジャンボ野原焼き×PORTFOLIO

などなど

わかりやすいのは

さっぱりしたものには白
どっしりした肉などには赤

同じ傾向性のものを合わせるのがベーシックのペアリングですが
無限の可能性がありますのでこれから開拓していきましょ~

講義が終わったあとは試飲会!

今回はLCAの為だけに行われ大盛り上がりでしたー!!

当日の様子を写真でお楽しみを♪